屋根カバー工法とは?費用相場や寿命、2026年最新補助金をプロが解説!【横浜市施工事例付】

【横浜市】屋根カバー工法とは?費用・寿命・2026年補助金をプロが解説!

「屋根の調子が悪いけど、全部葺き替えるほどの予算はない…」 「塗装は5〜7年で再塗装が必要と聞いたけど、もっと長持ちする方法はないの?」

このような悩みを抱える横浜市のご家庭が年々増えています。特に築20年前後の住宅では、屋根材の劣化が目立ち始める時期。でも安心してください。屋根を丸ごと葺き替えるよりもコストを抑えながら、塗装よりはるかに長持ちする「屋根カバー工法(重ね葺き)」という選択肢があります。

当社は横浜市内で15年、累計980棟以上の屋根リフォームを手がけてきました。特に金沢区・港北区・都筑区では、潮風や日照条件に合わせた屋根材選びと施工技術に自信があります。

この記事では、屋根カバー工法の仕組みから費用相場、2026年最新の補助金情報まで、検討に必要な情報をすべて解説します。工法選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。

2. 屋根カバー工法とは?仕組みとメリット・デメリット

屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工する「重ね葺屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工する「重ね葺き」と呼ばれる工法です。古い屋根をそのまま活かすことで、解体費用や廃材処理費を大幅に削減できます。

施工の流れ

  1. 既存の屋根材はそのままに
  2. 防水シート(ルーフィング)を敷設
  3. 新しい屋根材(ガルバリウム鋼板など)を上から被せる
  4. 棟や谷などの板金工事で仕上げる

メリット

コスト削減:解体・廃材処理費が不要で、葺き替えより20〜40万円安く済むことが多い

工期短縮:通常の葺き替えが5〜7日かかるところ、3〜4日程度で完了

断熱性向上:屋根材の二重構造により断熱効果がアップ

アスベスト飛散防止:古い屋根材を剥がさないので、有害物質の飛散リスクなし

住みながら施工可能:家の中が丸見えになることがない

デメリット

屋根重量の増加:約20kg/㎡ほど重くなるため、耐震性への考慮が必要

全ての屋根に適用できない:瓦屋根や極端に勾配がきつい屋根には不向き

下地補修の制限:野地板など屋根下地の状態確認・補修が限定的

将来の選択肢が限定:次回リフォームでは「カバー工法の上にカバー工法」はできず、葺き替え一択に

横浜市で多い「コロニアル(スレート)屋根」は屋根カバー工法の最適な対象です。特に築15〜25年程度のお宅では、費用対効果の高いリフォーム方法として多く選ばれています。

3. 【2026年最新】屋根カバー工法の費用相場と単価

「結局いくらかかるの?」この疑問が最も多いのは当然です。屋根カバー工法の費用は使用する屋根材や住宅の形状によって変わりますが、一般的な相場を解説します。

屋根材別の平米単価(2026年現在)

屋根材の種類平米単価(材料費+工賃)特徴
ガルバリウム鋼板8,000〜12,000円/㎡軽量で錆びにくく、横浜の潮風に強い
エコグラーニ10,000〜15,000円/㎡断熱性能が高く、夏の冷房効率アップ
スーパーガルテクト9,000〜13,000円/㎡デザイン性に優れ、表面の石粒が紫外線を遮断
SGL鋼板12,000〜16,000円/㎡最高級の耐久性と防音性能、台風対策に最適

※足場設置費用(約15〜20万円)は別途必要です

住宅規模別の総費用目安

一般的な30坪の住宅では、屋根面積は約80〜100㎡程度。トータルでの費用目安は以下の通りです。

30坪住宅での概算費用(足場代込み):

  • ガルバリウム鋼板:80〜95万円
  • エコグラーニ(断熱材一体型):100〜130万円
  • スーパーガルテクト:90〜110万円
  • SGL鋼板:115〜140万円

葺き替え工事との費用比較

工事内容カバー工法葺き替え工事差額
足場設置15〜20万円15〜20万円
既存屋根撤去・処分不要25〜40万円25〜40万円お得
新規屋根材・施工65〜110万円70〜115万円若干お得
合計80〜130万円110〜175万円約30〜45万円お得

屋根カバー工法にかかる追加費用の可能性

正確なお見積りのためには、事前の現地調査が必須です。以下のケースでは追加費用が発生することがあります。

  1. 下地の一部補修が必要な場合:雨漏りによる下地の腐食や破損がある場合(+5〜15万円)
  2. 既存の棟部分の状態が悪い場合:棟の取り直し工事(+3〜8万円)
  3. 軒先や破風の補修が必要な場合:部分的な交換や塗装(+5〜10万円)
  4. 雪止め金具や雨樋の交換:積雪地域や老朽化した雨樋の場合(+3〜8万円)

横浜市内では、とくに金沢区や磯子区など海に近いエリアでは塩害対策として高耐食性の金属屋根材を選ぶことをおすすめしています。初期費用は若干高くなりますが、メンテナンス頻度が下がり、長期的にはコスト削減になります。

4. 横浜市で使える「補助金・助成金」情報(2026年最新)

横浜市在住の方が屋根カバー工法を検討する際、知らないと大損する可能性がある補助金・助成4. 横浜市で使える補助金・助成金情報【2026年最新・ファクトチェック済】

⚠️ 重要注意事項:補助金制度は予算上限に達し次第終了となります。また、制度の詳細は随時変更される場合があります。必ず工事着手前に最新情報を確認し、申請手続きを完了させてください。

① みらいエコ住宅2026事業(国土交通省・環境省・経済産業省)

断熱性能を高めるリフォームを対象とした国の補助金制度です。屋根・天井の断熱改修(断熱材一体型屋根材の施工を含む)も対象工事に含まれます。

補助金額:工事内容に応じた定額制(1戸あたり最大100万円)       ※改修前後の省エネ性能差が大きいほど補助上限額が高くなる設計

対象工事の主な条件

  • 開口部(窓)、外壁・屋根・天井・床の断熱改修のうち2区分以上を組み合わせること
  • リフォーム後に一定の省エネ基準(平成11年基準相当または平成28年基準相当)を達成すること
  • 合計補助金額が5万円以上となること

申請の重要ポイント

  • 対象工事は2025年11月28日以降に着手したもの
  • 着工前の事前申請が原則(工事後の申請は不可)
  • 補助金申請は登録事業者が代行(個人での直接申請は不可)
  • 申請受付は予算上限に達し次第終了(目安として2026年12月31日まで)

✏️ ライター注記:元記事では「最大60万円」「申請窓口:環境共生住宅推進協議会」「申請期限:2026年10月末」と記載されていましたが、いずれも現行制度と異なる情報です。2026年の正しい補助上限はリフォームで最大100万円、申請期限は予算枯渇次第(最長2026年12月末)です。

② 横浜市「脱炭素リノベ住宅推進補助制度」(令和7年度)

横浜市独自のフルリノベーション型補助制度です。ただし、屋根カバー工法「単独」では対象外となる可能性が高く、注意が必要です。

補助金額

  • 子育て世帯(18歳未満の子がいる世帯):最大150万円
  • その他の定住世帯:最大120万円

主な対象要件

  • 横浜市内の既存住宅に断熱材を使用した大規模改修工事を行うこと
  • 工事後に断熱等性能等級6または7相当の省エネ性能を達成すること
  • 太陽光発電などの再生可能エネルギー設備を導入すること
  • 工事後に耐震等級1以上を確保すること
  • 「よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム」の登録事業者による施工であること

令和7年度の受付状況:令和8年(2026年)1月31日で申請受付終了済み。令和8年度の制度については横浜市ホームページで最新情報を確認してください。

✏️ ライター注記:元記事では「工事費の1/3・上限35万円」「断熱材一体型屋根材を用いたカバー工法が対象」「申請窓口:横浜市建築局住宅部」などと記載されていましたが、実際の制度内容と大きく異なります。この制度はあくまでフルリノベーション型の支援であり、屋根単独のカバー工法が対象となるかは個別の判断が必要です。お問い合わせは横浜市脱炭素・GREEN×EXPO推進局へ。

③ 住宅省エネ2026キャンペーン(先進的窓リノベ2026事業・給湯省エネ2026事業)

国土交通省・経済産業省・環境省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」では、屋根断熱リフォームと合わせて窓の断熱改修(先進的窓リノベ2026事業:最大100万円)や高効率給湯器の導入(給湯省エネ2026事業)を組み合わせることで、補助総額を増やせる場合があります。

✏️ ライター注記:元記事では「経済産業省の住宅省エネ2026キャンペーンで最大15万円のポイント付与」という記述がありましたが、これは制度の実態と異なります。経済産業省が主管するのは主に給湯器関連事業です。屋根の断熱改修と組み合わせて窓リノベ補助を受けるケースが実際には多く、制度の組み合わせについては登録事業者にご相談ください。

④ リフォーム促進税制(所得税控除)

一定の省エネ改修工事を行った場合、工事費用の一定額(標準的な費用相当額)の10%を所得税から控除できる制度があります。屋根カバー工法が「省エネ改修工事」として認められる場合に適用可能です。

  • 控除のポイント:住宅ローンを利用しなくても適用可能(現金払いでも対象)
  • 適用期限:2025年12月31日までに工事完了のものが現行制度の対象
  • 手続き:工事完了後、確定申告時に工事証明書等を添付して申請

✏️ ライター注記:元記事では「2026年税制改正で屋根カバー工法が控除対象に明確に位置付けられた」「リフォーム費用の10%・最大60万円を所得税から控除」と記述されていましたが、現時点で確認できる根拠がありません。税制の詳細は毎年変更されるため、最新情報は国税庁のホームページまたは税理士にご確認ください。

補助金活用の重要ポイント

着工前の申請が絶対条件:どの補助金も「工事着手前の申請」が原則です。工事が終わってから申請しようとすると全額自己負担になります。

断熱性能を重視した屋根材選び:断熱材一体型の屋根材(スーパーガルテクト・エコグラーニなど)を選ぶことで、補助金対象になりやすくなります。

制度の併用を検討:例えばみらいエコ住宅2026事業と先進的窓リノベ2026事業は、工事内容によって併用できる場合があります。最適な組み合わせは当社にご相談ください。

書類準備に専門知識が必要:補助金申請には登録事業者による申請が必要です。当社では申請代行サービスをご用意しています。

5. カバー工法ができる屋根・できない屋根

「カバー工法が良さそう!」と思っても、実は全ての屋根に適用できるわけではありません。家「カバー工法が良さそう!」と思っても、すべての屋根に適用できるわけではありません。家の形状や既存屋根材の種類によって、カバー工法の可否が決まります。横浜市内でよく見かける屋根タイプ別に解説します。

カバー工法が適している屋根材

スレート屋根(コロニアル):築15〜25年程度の住宅に最も多い屋根材。平らな形状のため新しい屋根材を重ねやすく、カバー工法の理想的な対象です。横浜市内では特に青葉区や港北区の住宅に多く見られます。

アスファルトシングル:比較的平坦で軽量なため適しています。ただし下地の状態確認が重要です。

金属屋根(トタン・ガルバリウムなど):既存の金属屋根の上に新しい金属屋根材を重ねることが可能です。特に横浜市の沿岸部では塩害で傷んだ金属屋根のカバー工法需要が増えています。

カバー工法ができない屋根材

日本瓦(和瓦):凹凸が大きく重量があるため、その上からカバー工法を施すことは構造的に困難です。瓦屋根は葺き替えが基本となります。

モニエル瓦・セメント瓦・洋瓦(粘土瓦):波型の形状が強いため、カバー工法には向きません。

カバー工法NGとなるその他の条件

すでにカバー工法が施されている屋根:重ね葺きは基本的に1回限りです。すでに2層になっている場合、3層目の施工は建築基準法上の制限や構造的な問題から不可能です。

著しい雨漏りがある場合:下地の腐食が進行している場合は根本解決になりません。まず雨漏りの原因を特定し、下地から修理する葺き替え工事が必要です。

屋根の勾配が極端に急な場合:勾配が45度を超えるような急勾配屋根では作業の安全性の観点からカバー工法が難しいケースがあります。

構造的に重量増加が懸念される場合:築40年以上の古い住宅では現行の耐震基準と異なることがあり、事前の構造調査が必要です。

横浜市内の地域別特徴

中区・西区:古い住宅も多く、瓦屋根が見られるためカバー工法より葺き替えの需要が高い

金沢区・磯子区:潮風の影響を考慮した金属屋根が多く、カバー工法の需要が高い

青葉区・都筑区:比較的新しい住宅が多く、スレート屋根が中心でカバー工法に適している

6. 施工手順と耐用年数

ここでは、屋根カバー工法の具体的な施工手順をご紹介します。工事の流れを知っておくことで、施工業者との打ち合わせもスムーズになります。また、多くの方が気にされる「どれくらい長持ちするのか」という耐用年数についても解説します。

屋根カバー工法の施工手順

1. 事前調査と準備:既存屋根の状態(下地の腐食・雨漏りの有無・屋根勾配など)を詳しく調査。最適な屋根材と施工方法を決定します。

2. 足場の設置(1〜2日):安全な作業環境を確保するため建物の周囲に足場を設置。横浜市内の住宅密集地では近隣への丁寧な対応が特に重要です。

3. 既存部材の一部撤去:棟板金・雨どい・谷板金など、施工の妨げとなる部材を一時撤去。

4. 下地の補修・整備:凹凸や破損部分を調整・補修します。

5. 防水シート(ルーフィング)の敷設:カバー工法の命とも言える工程です。高品質な防水シートを隙間なく敷き詰めることで万が一の雨漏りを防ぎます。谷や棟といった雨水が集まりやすい箇所では重ね代(シートの重なり)を十分に取ることが重要です。

6. 桟木の設置:新しい屋根材を固定するための桟木(胴縁)を取り付けます。これにより通気性が確保されます。

7. 新しい屋根材の施工(2〜3日):一般的には軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板やSGL鋼板を使用。横浜市の沿岸部では塩害に強い屋根材を選ぶことをおすすめしています。

8. 仕上げ工事:棟板金の取り付けや雨どいの再設置など細部を仕上げます。

9. 最終確認と清掃:防水性・美観・安全性を確認し、敷地内の清掃も徹底します。

10. 足場の撤去と引き渡し:工事内容の説明と今後のメンテナンス方法をご案内します。

全体の工期:平均5〜7日(天候・建物の状況により変動)

カバー工法の耐用年数

屋根材耐用年数(目安)メンテナンス推奨時期
ガルバリウム鋼板約25〜30年10〜15年目に点検・部分補修
エコグラーニ(断熱材一体型)約30〜35年15年目頃の点検
SGL鋼板約30〜40年15〜20年目に点検
スーパーガルテクト約25〜35年10〜15年目に点検・部分補修

比較ポイント:屋根塗装の耐用年数は5〜10年程度で、定期的なメンテナンスが必要です。カバー工法は初期費用は高めですが、長期的にはメンテナンス費用を含めたトータルコストで経済的です。

耐用年数を最大限延ばすポイント

横浜市沿岸部なら耐塩害性の高いSGL鋼板などを選ぶことが最重要です。加えて5年に一度程度の定期点検、年1〜2回の雨どい清掃、台風後の目視点検を行うことで、屋根の寿命を最大限に延ばせます。

当社では施工後10年間の保証を標準でご用意しており、5年目・10年目の無料定期点検も実施しています。

まとめ

横浜市での屋根カバー工法は、葺き替えより20〜40万円お得に、塗装より大幅に長持ちする優れたリフォーム方法です。特にスレート屋根(コロニアル)の築15〜25年の住宅に最も適しています。

2026年は「みらいエコ住宅2026事業」(最大100万円)をはじめとした補助金制度を活用することで、実質負担をさらに抑えられる可能性があります。ただし補助金は着工前の申請が必須で、予算がなくなり次第終了のため、早めのご相談をおすすめします。

まずは当社の無料屋根診断をご利用ください。プロの目で現地を確認し、お宅に最適なリフォームプランと補助金活用プランをご提案します。

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